入社動機とこれまでの経験
商業高校出身で、地元企業で働きたいと考えていました。マルイは地域の生産者やお客様を大切にしている企業だと知り、入社を志望しました。入社時から青果部門を希望し、念願の配属が決まったときは本当に嬉しかったです。
最初の勤務地は鳥取県米子市。現在商品部で青果マーチャンダイザーをしている先輩のもとで、野菜の知識だけでなく、生産者との向き合い方を学びました。青果は天候に左右される仕事です。価格が急騰する年もあれば、豊作で相場が下がる年もあります。その中で、生産者の方がきちんと利益を得られる価格で販売できるよう、売場として何ができるかを常に考えてきました。
入社3年目でマネージャーに昇格し、現在は大型店を任されています。責任は大きいですが、同僚や上司に支えられながら、地域の農業を背負う部門として日々試行錯誤しています。
青果部門の仕事
青果売り場は店舗の入り口近くにあります。そのため店舗の中でもお客様を最初にお迎えする売場であり、季節を伝える売り場でもあります。例えばスイカなら4月下旬から仕入れを始め、旬の先取り提案を行います。色鮮やかな売場は、お客様に季節の移り変わりを感じていただく大切な役割を担っています。
青果には明確な賞味期限がありません。自分の目で鮮度を見極め、売場を整える必要があります。傷みが出始めた商品は加工用に回す、用途提案を行うなど、できる限り廃棄を出さない工夫をしています。
形が不揃いな野菜や規格外品も、そのまま廃棄されてしまうのではなく、カット野菜や加工商品として販売する取り組みにも力を入れています。農家の方が丹精込めて育てた作物を無駄にしないことは、生産を絶やさないことにつながります。売場の工夫ひとつで、農家の収入や次の作付けへの意欲が変わる。その責任を感じています。
お客様にとっては当たり前に並んでいる野菜ですが、その裏側には地域の農業があります。気づかれないかもしれませんが、毎日の売場づくりが地域を支えることにつながっています。青果マネージャーとして、その橋渡し役を担っていきたいと思っています。
休日の過ごし方
休日は趣味のお菓子作りを楽しんでいます。売場で扱っている地元の果物を使ってタルトやジャムを作ることもあり、生産者の方の顔を思い浮かべながらキッチンに立っています。以前、店頭でお世話になっている農家さんから「今年は甘くできたよ」と教えていただいた果物を使ってお菓子を作ったときは、売場とはまた違う形でその作物の魅力を感じることができました。
友人と神戸などへ出かけてカフェ巡りをすることもありますが、つい使われている野菜やフルーツが気になってしまいます。どうすればこの素材の良さがもっと伝わるだろうか、と考えてしまうのは職業病かもしれません。休日の時間も、地域の農家さんと売場をつなぐヒントを探す大切な時間になっています。


