Interview

家族が地元のスーパーマーケットで働いたこともあり、スーパーマーケットは私にとってとても身近な場所でした。小さい頃は、職場について行くこともよくあり、従業員とお客様との距離が近く、スーパーマーケットの仕事はお客様と従業員の距離が近く、親しみがある接客ができる仕事という印象的を持っていました。接客のアルバイトを経験していたこともあり、就職を考える中で、スーパーマーケットを意識するようになりました。その中でも私の地元、鳥取で認知度が高く接客がいいと評判だったマルイへの就職を希望しました。

2020年からレジ部門のマネージャーとして、店舗の接客やレジに関わる一連の業務の責任者となりました。レジ部門の仕事は、接客業務はもちろん、客数予測に合わせた毎日のシフト作成、お金の両替や入金など幅広い業務があります。キャッシュレス化は進んでいますが、毎日高額な現金を扱う仕事なので、気を張ることが多いです。指さし確認など、金額のミスでお客様にご迷惑をおかけすることのないよう、細心の注意を払っています。
またマネージャーに昇格したことで、新たに「部下の育成・教育」により注力するように変わりました。お客様に心地よくお買い物をしていただけるよう、また店の印象を決めるレジ部門の重要性と楽しさを伝えるよう意識して日々指導しています。

人に指示を出せるようになったことです。もともと、私は人に指示を出すことが苦手で、マネージャーに着任した当初は、指示の出し方で悩みました。
色々なマネージャーの下で仕事をしていた頃のことを思い出し、また憧れのレジマネージャーの指導を思い出すと「指示するのではなく、”お願い”をする」姿勢だったと気づきました。「お願い」なら、私にもできると思い、それからは自分より年齢が上の方でも、気兼ねすることなくコミュニケーションを取りながら、業務の「お願い」をできるようになり、物事を円滑に進めることができるようになりました。
マルイは「従業員がとても良い人ばかりだ」と言われることが多く、このことを今回マネージャーになって改めて感じました。悩んだ時、すごく身近に「気軽に相談できる人」がいること、挫けそうになったと「目標とする人」がいて自分を変える努力ができることは、マルイで仕事をしていなければ、できなかったと思います。

レジはお客様と直接コミュニケーションをすることが多く、私自身の行動ひとつでお店の印象が大きく変えられる。お客様が喜ぶ姿を間近で見られる。そうした点が最も面白くやりがいのある部分だと思います。
特にやりがいを感じたのは、慣れ親しんだ店舗から新店舗に異動した際、異動前の店舗の常連のお客様が「異動したって聞いたから会いに来たよ！」と新しい店舗にわざわざ会いに来てくださったことがあります。その時は本当に感無量でした。日々の業務を笑顔で行い、お客様を気持ちよく見送るよう努めてきて本当によかったと感じた瞬間でした。
レジ部門は、お客様と接する時間が一番長いからこそ、お客様との関わり、つながりを感じれられることが多いです。お客様の反応や喜ぶ顔が一番多く見れる部門なので、自分の努力した分だけ、お客様の笑顔と感謝の言葉を頂ける点が、レジ部門のやりがいだと思います。