Interview

田中 匡
田中 匡

店舗を核に、お客様や地域を巻き込みながら、カーボンニュートラルな社会の実現に挑戦しています。

田中 匡 | サステナビリティ推進室 担当

2021年新卒入社。岡山出身。工学部でジャイロなどの研究をしていました。販売部門、食育推進室を経て、現在はサステナビリティ推進室で環境施策の推進を担当しています。

1日の流れ
9:00 am
朝礼後、メール確認と返信。各店舗の電気・水道使用量などのデータをチェックします。
11:00 am
環境関連の法対応資料の作成や、前年対比データの整理。数値が目標に対してどう推移しているかを分析します。
12:00 pm
会議資料の作成。2030年の目標達成に向けた進捗確認や改善案をまとめます。
1:00 pm
昼休憩。自宅が近いので一度帰宅してリフレッシュします。
3:00 pm
店舗の環境負荷改善について上司や関係部署と打ち合わせ。現場で無理なく続けられる方法を検討します。
5:00 pm
次年度の水道光熱費予算案の作成や、食品リサイクルなどの施策整理。
6:00 pm
業務を整理して退社。基本的には定時で帰れる環境です。

マルイの環境活動の取り組みとは?

Question.1

マルイは10年以上前からエコアクション21の認証を取得しています。店舗で排出されるごみは分別・計量を徹底。CO2排出の大半を占める電力については、AI空調制御やデマンド管理、太陽光の自家消費などを導入し、2018年度比で33%削減を達成しました。日本全体の目標である2030年までに45%削減という基準も意識しながら、前年対比でどれだけ下げられるかを毎年検証しています。

取り組みは電気や水道の削減だけではありません。食品リサイクルの推進、廃棄物削減、バイオマス発電の活用など、店舗運営そのものを見直しています。環境対策はコスト削減でもあり、100年企業を目指すための経営戦略でもあります。店舗が地域のインフラである以上、そのエネルギーの使い方も地域と無関係ではいられません。

また、マルイエンゲージメントキャピタルの取り組みや、NPO法人とのイベント開催、岡山や倉敷の起業家支援など、地域産業を増やす活動にも関わっています。お米農家とのイベントなど、店舗を軸に地域と直接つながる企画も行っています。

仕事で大変だと感じるのはどんな時?

Question.2

入社して5年目になりますが、今でも難しいと感じるのは、数値と現場の間をどうつなぐかという部分です。環境の仕事は、電気使用量や水道使用量、廃棄物量など、すべて数字で評価されます。しかし、その数字の背景には店舗のオペレーションや従業員の働き方、お客様の来店状況があります。単純に削減を求めるだけでは現場は回りません。どうすれば無理なく改善できるのかを考え続けることが、この仕事の難しさです。

また、社内外との連携が多い仕事でもあります。環境関連の法対応、設備会社との打ち合わせ、店舗責任者との調整など、関わる人は多岐にわたります。第一印象や言葉遣い、説明のわかりやすさひとつで信頼が大きく変わります。数値管理の仕事であっても、人との関係があってこそ前に進むということを日々実感しています。

この部署は、AIによるエネルギー管理や太陽光発電の活用、展示会での最新技術の情報収集など、理系出身の自分にとって非常に刺激的な分野です。一方で、最先端の仕組みを導入すること自体が目的ではありません。それが店舗や地域にとって本当に意味のある取り組みになっているかを常に問い直す必要があります。自分が好きだったお店や地域のお店がなくなっていく姿を見たくない。その思いが、数字の裏側にある地域の未来を意識させてくれます。

休日の過ごし方

Question.3

休日は友人と陶芸用の工房づくりを楽しんでいます。学生時代から食を楽しむための旅行が好きで、焼き物の産地である京都や伊部を訪れ、器づくりや地域の文化に触れています。器や料理は、その土地の風土や歴史と深く結びついていると感じます。

仕事でも地域との接点が多いため、プライベートでの体験が自然と視野を広げてくれます。店舗が地域の暮らしの一部であるように、環境の取り組みも地域の文化や産業とつながっている。そうした感覚を大切にしています。

Challence message

わたしのチャレンジメッセージ

環境経営はCSR(企業の社会的責任)の大きな部分を占めていると思います。社会的責任としての視点はもちろんですが、世界情勢の中で電気代・ガソリン代などエネルギーが高騰する中、環境経営はこれまで以上に経営に影響してくるものとなっています。そのことを自覚しながら、幅広い分野にアンテナを張り、省エネを実現していきたいです。

環境対策は、会社の中だけで完結するものではありません。店舗を起点に、お客様や生産者、地域の事業者と一緒に取り組んでこそ意味があります。前年対比でどれだけ下げられたかという数字の積み重ねは、地域の未来を守るための一歩です。

好きなお店がこれからも続いていく社会をつくること。そのために、2030年の目標達成に向けて、数字と現場の両方を見ながら挑戦を続けていきたいと思います。

新卒・キャリア採用どちらも対象
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