マルイの環境活動の取り組みとは?
マルイは10年以上前からエコアクション21の認証を取得しています。店舗で排出されるごみは分別・計量を徹底。CO2排出の大半を占める電力については、AI空調制御やデマンド管理、太陽光の自家消費などを導入し、2018年度比で33%削減を達成しました。日本全体の目標である2030年までに45%削減という基準も意識しながら、前年対比でどれだけ下げられるかを毎年検証しています。
取り組みは電気や水道の削減だけではありません。食品リサイクルの推進、廃棄物削減、バイオマス発電の活用など、店舗運営そのものを見直しています。環境対策はコスト削減でもあり、100年企業を目指すための経営戦略でもあります。店舗が地域のインフラである以上、そのエネルギーの使い方も地域と無関係ではいられません。
また、マルイエンゲージメントキャピタルの取り組みや、NPO法人とのイベント開催、岡山や倉敷の起業家支援など、地域産業を増やす活動にも関わっています。お米農家とのイベントなど、店舗を軸に地域と直接つながる企画も行っています。
仕事で大変だと感じるのはどんな時?
入社して5年目になりますが、今でも難しいと感じるのは、数値と現場の間をどうつなぐかという部分です。環境の仕事は、電気使用量や水道使用量、廃棄物量など、すべて数字で評価されます。しかし、その数字の背景には店舗のオペレーションや従業員の働き方、お客様の来店状況があります。単純に削減を求めるだけでは現場は回りません。どうすれば無理なく改善できるのかを考え続けることが、この仕事の難しさです。
また、社内外との連携が多い仕事でもあります。環境関連の法対応、設備会社との打ち合わせ、店舗責任者との調整など、関わる人は多岐にわたります。第一印象や言葉遣い、説明のわかりやすさひとつで信頼が大きく変わります。数値管理の仕事であっても、人との関係があってこそ前に進むということを日々実感しています。
この部署は、AIによるエネルギー管理や太陽光発電の活用、展示会での最新技術の情報収集など、理系出身の自分にとって非常に刺激的な分野です。一方で、最先端の仕組みを導入すること自体が目的ではありません。それが店舗や地域にとって本当に意味のある取り組みになっているかを常に問い直す必要があります。自分が好きだったお店や地域のお店がなくなっていく姿を見たくない。その思いが、数字の裏側にある地域の未来を意識させてくれます。
休日の過ごし方
休日は友人と陶芸用の工房づくりを楽しんでいます。学生時代から食を楽しむための旅行が好きで、焼き物の産地である京都や伊部を訪れ、器づくりや地域の文化に触れています。器や料理は、その土地の風土や歴史と深く結びついていると感じます。
仕事でも地域との接点が多いため、プライベートでの体験が自然と視野を広げてくれます。店舗が地域の暮らしの一部であるように、環境の取り組みも地域の文化や産業とつながっている。そうした感覚を大切にしています。


